映像制作というと映画やテレビ、CM、音楽ビデオクリップなどを連想される方が多いと思う。僕もCMや音楽ビデオクリップなどの仕事をすることも時々あります。
実際は一番多いのがVPというジャンルです。Video Packageの略語です。
VPとは何かというと企業が特定の目的に使うために制作する、一般的には目にすることが滅多にないビデオのことです。売られることはありません。
特定の目的とは例えば、営業ツール、展示会映像、社内映像、購買者向け製品使用方法解説ビデオ、、などなど。
このVPを嫌う映像制作者は多いです。とくに「クリエイター」としてのプライドが高い人はVPを嫌います。クリエイターの魂を売った?という言葉をよく聞く。知り合いにも、国内最大手広告代理店に勤めていたのにこのVPが嫌いで会社を辞めて自主映画を3年かけて作った、という人がいました。すごいバイタリティだなあと、尊敬と羨望のまなざしで試写を見に行きましたが、なぜVPが嫌いなのかよく分かりませんでした。
僕はこのVPに関わることがほとんどです。これが意外に楽しい!逆にテレビは嫌いで、何本か作ったことはあるのですがあまりにも楽しくなくて、最近はお話をいただいてもよっぽどでない限りお断りしています。
現在、3RD EYE STUDiOSという屋号を掲げてフリーランスでやっています。
このブログではそんな僕の映像制作に対する考え方、現場の仕事、業界のことなんかを話していければと思っています。
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